住宅ローンの金利の推移をどのように考えますか。何が低金利の基準なのでしょうか。

低金利という判断は正しいか



日本は現在、過去にない低金利時代です。

その理由は過去のバブル崩壊から端を発し、低金利を維持せざるを得ない政府の政策や経済的な状態があるからです。

逆に低金利が続いたので上昇しかないと考えがちですが、それはどうでしょうか。

これは何を言いたいかというと、今後金利が上昇するから急いで住宅ローンを組みましょうという扇動に乗らないで欲しいということなのです。

2008年のリーマンショック以降、日本は経済不況が続き、デフレスパイラルから抜け出せないでいます。

そのことも影響して金利上昇が押さえ込まれてきました。

当然低金利が続けばいずれは上昇するでしょう。しかし、現在の日本の状況では到底バブル期の金利になるのは誰もが想像できないはずです。

量的緩和政策が解除されて以降、日銀が2回も利上げしたにも関わらず経済不況の影響が深刻なため、現在金利の上昇は頭打ちになっています。

金利は景気だけの影響で上がり下がりするものではありませんが、世界的な経済を考えても当面は大きく上昇しないというのが正しいように思います。

一つには中国バブルや中国・インドなどにおける低価格製品製造供給が今後も長期的に供給される傾向にあり、国内での物価上昇がおきにくいだろうと予想されるからです。

例えばファスト・ファッションなどと言ってもてはやされていますが、実のところこのような国で製造されて供給されています。

物が売れても価格が上げられない、景気悪化が継続するしかないのです。

だから金利が上昇するためには、このデフレスパイラルをどうにかするしかない、という考え方は一理あるでしょう。

金利は誰もが正確に予想できません。

過去10年が下がったからこれから10年上がる傾向にあるとか、3%だから低いという単純な考え方では捕らえられません。

我々に必要なのはこの金利を誤解して、混乱しないことが大切なのです。

この金利で住宅ローンを組む人が納得できるか?

生活基盤が揺るがないか?上昇しても問題ないのか?

そのために金利を「活用」していく必要があるのです。

その人にとって都合の良い金利として考えていく、という姿勢が必要なのです。

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