住宅ローンの金利をどのように比較しますか。金利は単純に比較して安いものを選択すればいいのではありません。
住宅ローンの固定金利は変動金利の金利基準とは異なります。
変動金利は一般的には短期プライムレートに影響されて動きます。政策金利の動きが短期プライムレートに影響し、この短期プライムレートを元に各金融機関がそれぞれ金利を決めるのです。
では固定金利は何を基準にしているのかをわかりやすくご紹介します。
変動金利は変化がなくても固定金利型のローンが変動するのは、当然基準金利が異なるからです。
そしてこれらローンを決定する金利は長期金利と言われ、新発の10年国債利回りが指標と言われています。
この時通量が多い銘柄の利回りを基準として用いており、住宅ローンの金利や銀行が企業へ融資する際の金利を決める目安になっています。
この長期金利は、市場の動きも影響して決定されています。
そして長期金利は先ほど新発10年国債利回りが指標になると言いましたが、新規に発行された国が発行する債券で、期間は発行から償還までが10年の利回りを指します。
この国債は普通の方は購入しません。
ではどこが買うかというと金融機関なのです。
そして国債を買い続けてもらわないと、国債価格が下落して超インフレとなります。
実質的には長期金利が上がると国の借金が増える図式になります。
長期金利はその時の国の金融政策も関係しますが、市場の長期金利の需要と供給に密接に関係があります。
そして物価や景気の予想も加わって変動します。
国だけの政策が金利に直結しにくいので、たとえ政府がゼロ金利政策をとっていても金利が上下するのです。
また将来のリスクに対する上乗せ金利も長期金利に影響します。
このような性質で、住宅ローンの長期金利は変動金利とは動きがことなるのです。
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