住宅ローンの金利をどのように比較しますか。金利は単純に比較して安いものを選択すればいいのではありません。
金利の動向によっては住宅ローンの有利なタイプが変わってきます。
今現在は長期固定金利と3年や10年の固定金利、変動金利の3種類がありますが主流はなんといっても変動金利です。
2011年に入ってから大手4行が80%の住宅ローンの扱いがこの変動金利だと発表しているくらいだからです。
10年前は長期固定金利の住宅ローンが主流でした。
それこそフラット35などは人気商品でした。
一般的には変動金利はリスクが高いけれど金利が低く、固定金利は返済期間が長くなればなるほど金利は高く設定されているものです。
そして現在は低金利が約10年続いているのですが、金利が上昇するとの懸念を過去何度も言われ続けてきた割には上がりません。
当面上がらないとしても市場金利の変化を見て住宅ローンの金利タイプを選ぶ必要があるのです。
どのような場合にどの金利タイプのメリットが高いのかを考えてみましょう。
(1)低金利が長く続いた場合
今も低金利続行状態ですが、今後も続くと想定した場合です。
この場合は今人気の変動金利型の住宅ローンが有利なのは言うまでもありません。
将来まったく金利に変化がないことは考えにくいのですが、このままの金利を推移するなら変動金利が長期固定金利を上回らないこともあります。
今後10年程度低金利を推移する可能性がある(そのような見方をしている専門家もいます)か、急激な金利の上昇があまり予想されない場合は変動金利型のローンだけでもいいかもしれません。
不安な場合は変動金利と中期固定金利型のミックスされた商品もあります。
これは3年程度の変動金利の後に固定金利になるものです。
(2)金利が徐々に上がった場合
短期プライムレートが上がり始めたら、おそらく変動金利型の住宅ローン金利も上昇するはずです。
こうなると支払い額は長期固定金利が有利になるのですが、実は変動金利が長期固定金利を上回る時期によっても変わってくるのです。
返済期間30年の中で25年長期固定を組んだ方の場合、その時決められた固定金利(その時に適用された金利が固定金利の金利になります) の金利を変動金利が上回らなければ最後の数年若干上回っても、支払総額は変動金利のほうが少なくなることもあるのです。
(3)金利が不規則に変動する場合
これは短期プライムレートが不規則に上下する場合にある例です。
金利タイプを想定することも非常に難しくなります。
変動金利型だと毎月の支払い額が変わる可能性もあります。
そのため将来設計がしにくくなるので、この場合は長期固定金利型を選んだほうが無難になります。
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