住宅ローンの金利は表面的な金利だけを参考にしてはいけません。
このコラムは「フラット35」をメインに書いていますが、全期間固定や固定金利のローンは今や当たり前の風潮になっています。
そしてその選択に問題がないような宣伝をよく目にします。否定するために、このコラムを執筆しているのではありません。
時代の金利とそれぞれの金利型によって判断が変わることをお伝えしたいのです。
35年の「フラット35」という商品は確かに変わらない金利(当初の契約時)で返済し続けられるので、いわゆる手堅い返済計画と将来設計が描けるのが魅力です。
ではなぜ変動金利があるのでしょうか。それは変動金利であれば固定金利で契約した時の金利よりさらに安くなった時、その安い金利で返済できるからです。
しかし長期間ではありません。当然5年程度の短期間の金利見直しがなされます。
固定金利のデメリットは、経済変動に従って金利を変えたりする正確のものではありません。
いうなら固定金利はカチコチくんという表現が合うかもしれません。融通が利かないのです。
話しが多少それましたが間違えたくないのは、
金利が上昇していく局面では固定金利が良い
金利が下降していく局面では変動金利が良い
ということです。だから今現在低金利続行中なのでどうしても変動金利に人気が高くなりここ数年住宅ローン利用者の半分が変動金利型を選択しているのです。
住宅金融支援機構のアンケート結果でもその傾向は明白で住宅ローン利用者の45.5%(2011年2月)が変動金利を選択しています(最も全体数で見た場合は違うかもしれません)。
長期の固定金利は金利が下がる局面では過払いという事実が表面化します。
しかし金利が上昇するのであれば何の迷いもなく固定金利にするでしょう。
しかし例えば長期固定の35年を考えた場合、その全期間で金利が上昇する保障はないのです。
こう書いていくと、では一体どっちが良いのか?という話になりますが、それは自衛です。
この場合の自衛とは多少でも豆に金利動向をチェックし続けることです。
もちろん素人なのでプロの意見も時には求めるとしても、毎週1回程度長期金利の変動を確認していくことです。
全てを金融機関まかせにして判断する方がいますが、もちろん検討資料は彼らを使えばいいと思います。
ただ最終的に判断するのは自分なのです。
その金利の推移を見ていれば、例えば固定金利特約の期間変更や変動から固定に切り替えるといった時期を見逃すことが少なくなり結果としてその際のコストも安く抑えられるはずです。
自分が払う金利はいわば金融機関の利益です。
金融機関には申し訳ないのですが、そこを減らしていくのが一番なのです。
もちろん過払いの利息は返済額を変えないで安心していられる保険だと考えられる方は固定を選ぶかもしれません。
それもその方の選択です。
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