住宅ローンの金利は表面的な金利だけを参考にしてはいけません。
前のコラム「金利と頭金」では、せっかく貯めた頭金も金利によっても月返済額が有利にならないことをお話しました。
そして金利が1%上がると借入金にも大きく影響するのです。
これは返済額だけではありません。
それは総利息が増えるということで、総返済額が大きくなってくるということを意味します。
例えば30年3,000万のローンを組んで2種類の金利の比較をしてみます。
元利均等でボーナスは使わない例にします。
2種類の金利による返済額比較表
金利 |
2.5% |
3.5% |
毎月返済額 |
100,000 |
100,000 |
借入元金 |
2,530万円 |
2,226万円 |
利息 |
1,069万円 |
1,373万円 |
総返済額 |
3,599万円 |
3,599万円 |
上記の表を見ると同額の月返済額だとすると、1%金利が違うだけで借入額が300万も違うということなのです。
このような例がよく見られます。というのも欲しい住宅に手が届かず、妥協したりあきらめたりする例です。
かといって支払額を増やすことが可能であればいいのですが、そうとばかりも言えません。
つまり金利というのはローン実行時のものが適応される(「フラット35」もそうです)ので余裕を見ないといけないということです。
新築の場合などは、たいてい半年から1年後の引渡しでしょうから、申請時の金利でなく引き渡し後の金利が適応されます。
ですから実際の金利から少なくとも1%程度の上昇に耐えられるような資金計画をすることがとても大切なのです。
次はそうは言っても金利を逆手にとって上手にローンを活用する考え方をご紹介します。
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