女性は筋骨隆々にはなりにくいと前ページで書きましたが、筋トレをした場合も同じです。
私は「筋トレをすると太い下半身が余計に太くなるのでは?」と勘違いしていたのですが、じつは逆で、筋トレは下半身ダイエットの強い味方だったのです。
というのも歩き方や座り方など、からだの使い方にも人それぞれ癖があります。
このため下半身の筋肉も使ってばかりいる筋肉と、まったく使わない筋肉とにおのずと分かれてしまいます。
酷使する筋肉は肥大化しますが、反面、使わない筋肉は縮んでしまいます。このため、足のかたちが悪くなって太く、短くなっていることがあるのです。
しかし筋トレで適度に下半身を鍛えれば、日ごろ使っていなかった筋肉も刺激され、かたちのいい、まっすぐな足になっていきます。
つまり下半身が引き締まりダイエットできるわけです。
筋トレというと、ダンベルやチューブを使うエクササイズ、あるいは、マシーンを利用するメニューが一般的ですが、女性は男性よりも筋力、筋量、ともに少ないため、小さい負荷で効果が得られるエクササイズが適しています。
なかでも「スロートレーニング」と「アイソメトリックストレーニング」は、下半身ダイエットにオススメです。運動に縁のなかった私でも十分続けられ、下半身ダイエットの効果も実感できました!
【スロートレーニング】
文字どおり、ゆっくりとした動きで行う筋肉トレーニング法です。
どのくらいゆっくりなのかというと、たとえば5キロのダンベルを2秒で持ち上げ、下ろすときはゆっくりゆっくり10秒ほど時間をかけていきます。
反動をつけず動作をスローにすることで、重量の軽いダンベルでも十分に負荷をかけることができるため、筋力の少ない女性にはもってこいなのです。
トレーニング内容は、『スロトレ』(石井直方・谷本道哉/著 高橋書店)がとても参考になります。
理論的ですし、この本のメニューを実践すると下半身のダイエットができるうえ、太りにくくなると評判です。
【アイソメトリックストレーニング】
アイソメトリックスとは「静的運動」という意味で、「筋肉を動かさず、筋力を発揮して一定時間維持する」のがアイソメトリックストレーニングの大きな特徴です。
たとえば胸の前で両方の手のひらを合わせ、合掌のポーズをします。
その状態で手のひら同士、思い切り押し合うとき、相当な力が出ていますが、だからといって筋肉は伸びたり縮んだりしていません。
つまり筋肉を動かさず筋力を発揮しています。こうしたエクササイズがアイソメトリックストレーニングなのです。
『下半身がみるみるスッキリ! むくみ・セルライトを落として』(ナターシャ・スタルヒン/著 PHP研究所)にも、下半身ダイエットに効果的なアイソメトリックスのエクササイズが紹介されています。
参考にしてください。