住宅ローンの金利の推移は住宅ローンを選ぶ際にとても重要です。過去の金利の推移が示すこれからの予想や住宅ローンと長期金利の関係を詳しく解説します。

変動金利の仕組み



住宅ローンの金利は景気の影響を受けて左右することがあるのですが、実はもう少し詳しく言うと住宅ローンの金利基準は長期プライムレートと短期プライムレートに影響されます。

長期プライムレートとは融資が1年を超える貸し出し(長期貸付)に使われるレートのことで、長期国債の利回り変動に連動する形で決定されます。

一方短期プライムレートは融資が1年以内の貸し出しに使われるレートで銀行ごとに決まっているのです。

このレートの特徴は日銀の「無担保コール翌日物」に連動した動きをしています。

なんだか難しい言葉ですが無担保コール翌日物とはネーミングの通り呼べばすぐ返ってくるほど、短期の資金の貸し借りであることから由来しています。

そして無担保で翌日には返済する超短期の資金のやり取りを指しています。

どうしてこの2つの金利を紹介したかというと、長期固定金利などの住宅ローン(フラット35など)は10年国際の利回りなどと同じような金利の動きをしています。

一方変動金利では、市場金利に対応する性質の短期プライムレートを基本にした住宅ローン金利を適用している金融機関が多いのです。

そしてこれに1%足して貸し出しているのです。

ここらのことからわかる事は、仮に財政が悪化して国債の格付けが下落した場合、問題が起きる住宅ローンは長期プライムレートに連動している住宅ローンなのです。

逆に短期プライムレートに連動した住宅ローンは金利の変更が見られません。

つまり必ず景気と一致していない事もあるということです。

最初に景気に影響されて左右されると言いましたが、そうでない事もあるということを言いたいのです。

それは国家財政が正常であれば景気回復とともに長期金利が上昇します。

これが健全な上昇なのですが、景気が悪くても政府が赤字国債を乱発することになれば、先ほどのように国債が下落し長期金利が上昇することもあるのです。

そのような意味から景気に左右される、とお伝えしたのです。

住宅ローンが基本にしているレートは各金融機関の商品によっても、その動きは変わることがご理解いただけたと思います。

もし気になる場合は、国債や無担保コール翌日物をチェックしていくといいと思います。

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