「フラット35」の固定金利と変動金利のどちらが得なのでしょうか。

変動金利のリスク



3つの金利のメリットとデメリットを「変動金利とは」のコラムでご紹介しました。

ここではさらに見方を変えて金利の上昇と下降時に起こるメリットとデメリットをより深く解説します。

【3つの金利型特長とメリット・デメリット】

金利型

メリット

デメリット

①変動金利
金融市場の変化に伴い返済中でも定期的に金利が変動

金利が下がった場合は良い。借入れ後に金利が低下すると返済額が減少する。

・借入れ後に金利が上昇すると、返済額が増加する。
・借入時に将来の返済額が確定しない。
・借入れ後に金利が急上昇すると未払利息(※1が発生することがある

②固定金利選択
一定期間に固定金利が適用される

・変動型と固定型の良い部分を取り入れることが出来る。
・固定金利期間中は返済額を確定できる。

・固定期間が終了した時の金利が適応されるので、高金利になることもある。
・借入時に固定金利期間終了後の返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい。

③全期間固定金利
借り入れたときの金利が全返済期間を通じて変わらない

・返済額が確定しているので返済計画が立つ。
・金利が上がった時は良い。

・変動金利・固定金利より金利が高い。
・借入れ後に金利が低下しても返済額が変わらない。


(※1 毎月の「利息の支払額」が毎月の「返済額」を超えてしまった場合はその超えた分の利息の支払いは繰り延べられること
さらに詳しくメリット・デメリットをご紹介しましたが、変動金利はリスクばかりではありません。

メリットも多いのですが、やはり長期で運用するには向いていない、ということなのです。

特に考えたくないのは、変動金利(固定期間選択型)のローンは、金利が上昇すると大幅に返済額が増えて元金がほとんど減らないということになるのです。

それよりも金利が大幅に上昇したことで元金がまったく減らないばかりか、払うべき利息が返済額を上回り未払利息が発生するかもしれないのです。

今まさに低金利時代なので変動金利が短期的にはすぐれています。

だからこそ、金利が将来上昇することを考えて長期固定金利にするメリットをよく考えることが必要だと思われます。

最後に未払利息の補足をしておきましょう。金利の上昇が続いた場合、5年ごとに毎月の返済額の見直しがされますが、変更前の返済額の1.25倍が限度とされています。

そうなると未払利息が積み上がっていく可能性があるのです。

これは1.25倍を超えたらものが積み上がるのであって支払っていくことになります。

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